おおさか東線 鉄道整備事業 事後評価結果について
  弊社が所有し保有する「おおさか東線」は、本年3月16日をもって全線開業5周年を迎えました。
この度、おおさか東線鉄道整備事業の事後評価を実施し、以下の通りとりまとめましたので、お知らせします。
 今後とも、鉄道事業の健全な運営を通じた社会貢献に取り組んでまいりますので、おおさか東線に対するご支援、よろしくお願いいたします。
 
2024年(令和6年)4月1日
大阪外環状鉄道株式会社  
代表取締役社長 平松 祐之 

                 

 


 

 

    【おおさか東線建設事業の概要】  
 

 おおさか東線は、単線で貨物運行が行われていた城東貨物線を複線・電化・高架化し、大阪東部地域において、新大阪〜鴫野〜放出〜久宝寺間の路線として旅客線化を図ったものであり、既存のJR、私鉄、地下鉄の12路線を相互に連結し、新大阪から久宝寺に至る新たな鉄道ネットワークを形成しています。

 ・建設費:約1,200億円

 ・建設期間:平成8年度(1997年度)〜平成30年度(2018年度)

・区間:新大阪〜久宝寺(L=20.3km)

     
   
 
     
   【主な実績や効果】  
   

 〇利用効果について  
        おおさか東線による大阪東部地域から新大阪駅までの移動において、時間の短縮に大きく貢献するとともに、大阪都心部を経由する経路に比べて、乗り換え回数や上下移動の少ない円滑な移動が可能となりました。

 これらのことから、コロナ禍からの回復以降、継続的に利用者が伸びており、令和4年度は想定を上回る1日あたり11.4万人のお客様にご利用を頂いています


 
     〇沿線地域への効果について  
     
・沿線の駅周辺でホテルやマンションの建設、高架下の有効活用など、地域の活性化に大きく寄与しています


・自動車利用から鉄道利用への転換を図る有効な路線であり、地球環境の保全に役立っています

 
     〇費用対効果について  
       
・費用便益比(いわゆるB/C)は、約1.1となっております。

 
    詳しくは、「事後評価総括表」をご覧ください。
  →総括表はこちら(PDF 約560KB)
 
     
   ※この事後評価については、当社設置の外部機関「おおさか東線鉄道事業評価監視委員会」に諮ったものです。
  →概要はこちら(PDF 約90KB)


 
   ※この事業評価については、国土交通省HPでも公表しています。
  →国土交通省HP 〔令和6年度予算に向けた個別公共事業評価(その3)〕は、こちら
    
 〔おおさか東線事業:「添付ファイル」の313ページ(PDFファイル全体では、315ページ)〕
 
     
 
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